御座の湯

2013年

正面から見た御座之湯
湯畑側から見た御座之湯

Overview|概要

草津温泉のシンボル・湯畑のすぐそばに建つ「御座之湯」は、草津の伝統的な共同浴場を現代によみがえらせた温泉施設です。歴史ある街並みに調和しながら、温泉文化を次の世代へ受け継ぐ新たな拠点として計画されました。

上空から見た御座之湯と周辺の街並み

Story|プロジェクトの背景

建物は、草津に古くから伝わる木造建築の趣を大切にしながら、現代の技術で再構成しています。
中央には湯畑と裏山をつなぐ大きな吹き抜け空間を設け、北側には開放感のある浴室、南側には湯畑を一望できる大広間を配置しました。浴室では、高窓から差し込む自然光が立ち上る湯気をやさしく照らし、時間とともに表情が変わる空間を演出しています。
また、大きな木造架構でありながら屋根を細かく分節することで、昔からこの場所に建ち並んでいた民家のような親しみのある景観を目指しました。

御座之湯の大広間

Experience|訪れる方へ

御座之湯を訪れたら、ぜひ湯畑側から建物全体をご覧ください。
街並みに自然に溶け込む屋根の連なりや、大広間から眺める湯畑の景色、そして浴室で光と湯気が織りなす幻想的な空間など、建物そのものだけでなく、草津温泉の風景と一体となった設計を体感していただけます。

Project Data

プロジェクト名
草津温泉 御座之湯
竣工年
2013年
所在地
群馬県草津町
用途
共同浴場
敷地面積
1,301.65㎡
延床面積
728.55㎡
階数
地上2階
業務範囲
基本設計、実施設計、工事監理
担当者
K計画事務所 北山孝二郎、石丸彰子、徳永悠二
総合プロデュース
北山創造研究所
掲載紙
新建築2016年9月号
受賞
平成29年度都市景観大賞 大賞/第43回(2017年)東京建築賞 会長賞